映画に

見たものについての覚書 印象をピンで留め置くように

2016-02-14から1日間の記事一覧

勝手に逃げろ/人生(1979/スイス=フランス)ジャン=リュック・ゴダール

女優大会。売春を扱うので結構描写は際どい。でも「男と女にはけっきょくアレしかないんよ(『四畳半襖の裏張り』)」という悲哀のこもる事実から逃避しないのは大人らしく潔い。 女優の顔が、生々しく艶めく。ふつうの意味での演技でも演出でもなく、キャメ…

神々のたそがれ(2013/ロシア)アレクセイ・ゲルマン

英題は"Hard to Be a God"(「神様はつらいよ」?)だから、本来飽くまで唯一神の謂いを含めたタイトル。 乱雑に乱暴に進行するかの如き映画の画面は、そのじつ表現…と言うより具現したい意図のつまったイメージでいっぱいで、息をつぐ暇もない感じが延々い…